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Excelで入力された文字の桁数を表示する関数LENとは?

関数
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Excelで入力されている文字の長さを知りたいんだけど…

文字の桁数を知る。ということは、仕事を始めるまでは何の意味があるのか?と思っていましたが、実際に仕事を始めてみると、文字の桁数が結構重要な場合があります。

というのも、例えば会社で使用しているシステムのデータベースの文字数の制約です。

仮に今使用しているシステムのデータベースの文字数の制約が20桁だったとします。

そして、それにアップロードするためのデータをExcelで作成しているとして、文字列が21桁以上の物がいくつか紛れ込んでいたとすると、アップロード時にエラーがかかる、もしくはアップロード後のデータが20桁に落とされて、最後の文字が消えてしまう。

といったことが起こりえます。

アップロード時のエラーによる手戻りや、桁落ちによる他のシステムへの影響をなくすためにも、データ作成中の文字の桁数の取得は重要な場面にある場合があります。

今回は、意外と重要な文字の桁数を取得する関数「LEN」について紹介します。。

関数「LEN」とは?

そんな時は関数「LEN」を使用してみてください!

関数「LEN」とはなんですか?

LEN 関数は、文字列の文字数を返します。

マイクロソフトOfficeサポートホームページ

マイクロソフトの公式HPには上記のように説明されています。

説明、簡単ですよね。

そう、関数「LEN」は文字列の文字数(桁数)を出力する関数です。

〝長さ〟は英語で〝Length〟です。

こういった関数には英単語の全部もしくは、一部が使われることが多いので、長さ=Length⇒「LEN」関数だと覚えましょう。

また、関数「LEN」の仲間には関数「LENB」があります。

こちらは、文字数ではなく、文字のバイト数を出力する関数です。

バイト数ってなに?となると思いますが、「LENB」関数の詳細ページにて紹介します。

※関数「LENB」の使い方等の詳細は〝Excelで入力された文字のバイト数を表示する。関数「LENB」〟を参照してください。

関数「LEN」の考え方・使い方

ここからは関数「LEN」の考え方や使い方などを紹介します。

関数「LEN」の構文

関数「LEN」の構文は下図の通りです。

うん、簡単。

マイクロソフトの公式HPの説明がかなり簡単でしたが、関数の構文も非常に簡単です。

LENと記載して、中に対象の文字列を入れこんで、関数として完成させるだけ。

もはや説明の必要もないかもしれませんね。

ですが、めげずに説明しますよ。

関数「LEN」の使い方

次は関数を利用する場合の操作方法などを説明します。

方法としては、「関数の挿入」と「直接入力」の2種類です。

関数の挿入

まずは関数の挿入。

まず、文字列の文字数をカウントしたいセルにカーソルを合わせ、上部のfx(関数の挿入)をクリックする。

すると、別のウィンドウが開くので、関数の分類を「文字列操作」に変更し、LENを探して選択、OKボタンをクリックする。

すると、ウィンドウが変わり関数の引数を入力するウィンドウになる。

文字列欄の上矢印をクリックする。

すると、ウィンドウが小さくなり、セルを選択できるようになるため、文字列が入っているセルを選択し、ENTERキーを押。

ENTERキーを押すと、ウィンドウが元に戻るため、OKボタンをクリックし関数を確定する。

直接入力

次に直接入力の場合です。

文字列の文字数を表示したいセルに「=len(」と入力する。

この時、LENは大文字でも小文字でも構いません。

(まで入力が完了したら、文字列が入っているセルを選択する。

セルの選択が完了したら、)を入力してENTERキーを押す。

まとめ

文字列の文字数(桁数)を出力する関数「LEN」について紹介しました。

意外と使った方が良い関数「LEN」手戻りの仕事を減らすためにも活用していくことが、働き方改革にもつながるのではないでしょうか。

是非活用してみてください。

活用シーンとしては、例えば文字列の全体の長さが決まっていなくて、それぞれの文字列の中のある文字よりも右側だけを抽出したい場合などにLEFT関数やRIGHT関数と一緒に使うシーンが最も多いかと思います。

そういった、文字の抽出で困っている方には是非知っていてもらいたい関数です。

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